

開発当初、省電力なBluetoothや、通信距離に優れるサブギガ帯(920MHz帯/ZigBee等)も検討のテーブルにはありました。しかし、私たちはそれらを不採用とし、「Wi-Fi」を選択しました。
理由はたった一つ。「生波形」を送りたかったからです。
私たちが目指したのは、単に「振動レベル(数値)」を送るだけのセンサーではなく、異常の原因解析や将来的なAI連携に使える「生データ(波形)」を取得できるデバイスでした。
また、Wi-Fiであれば専用の受信機(ゲートウェイ)を新たに開発・購入しなくても、市販のWi-Fiルーターや既存の社内LANがそのまま使えます。「ユーザーが最も導入しやすいインフラは何か」を考えた結果の選択でした。
設備保全の現場には「ISO振動シビアリティ(速度RMS)」という絶対的な基準があります。しかし、現場では「数値は基準値内なのに、ベアリングの音がいつもと違う」という熟練工の直感が正しいことが多々あります。
実際にあった事例です。保全担当者が「異音」に気づきベアリングを交換した際、前後のデータをコナンエアーで検証しました。
これは、ISO基準が「機械全体の揺れ(エネルギー)」を見るのに対し、コナンエアーの加速度測定が「金属同士の衝突(初期の傷)」を捉えているからです。部外者には聞こえないレベルの異音でも、コナンエアーは熟練工の「耳」と同じように、初期異常のサインを捉えることが実証されました。
コナンエアーの核心技術である「アンダーサンプリングによる異常検知」は、最初から計算して開発されたものではありませんでした。
もともとは、名工大の先生との「高価な振動センサーではなく、安くて実用的なものが作れないか」という雑談がきっかけでした。市販の安いパーツを組み合わせて試作し、FFT(周波数解析)をしてみたところ、「検知できるはずのない高い周波数の異常」がきれいに表示されたのです。
従来の技術常識では、サンプリング周波数の半分以上の信号はノイズ(エイリアシング)として処理されます。しかし、私たちは「本来ノイズとして捨てられるはずの『折り返し波形』の中に、実は軸受損傷のサインが含まれている」という現象を発見しました。
「なぜ映るのか不思議だ」と原因を突き詰めた結果が、現在の特許技術(日本登録済み/米・独・印・中で出願中)となっています。狙って作った発明ではなく、現場で手を動かしたからこそ出会えた「発見」でした。
私たちは「どんな現場でも最強です」とは言いません。コナンエアーは、「異常検知から3〜6ヶ月以内にメンテナンス計画を立てられる汎用設備」をターゲットにしています。
そのため、以下のような用途には不向きです。
逆に言えば、「これまで人の巡回点検に頼っていたポンプ、ファン、搬送機」の予防保全においては、コスト・性能ともに最強の選択肢であると自負しています。
| 会社名 | 中山水熱工業株式会社 NSXe Co.Ltd |
|---|---|
| 所在地 | 〒513-0835 三重県鈴鹿市平野町7686-10 |
| TEL | 059-375-0330 |
| FAX | 059-379-4704 |
| 営業時間 | 8:00~17:00 |
| 定休日 | 事務所:土曜午後・日曜・祝日 工場:火曜日・水曜日 |
| URL | https://conanair.com/japan/ |
| 会社名 | 中山水熱工業 株式会社 NSXe Co.Ltd |
|---|---|
| 所在地 | 〒513-0835
三重県鈴鹿市 平野町 7686-10 |
| TEL | 059-375-0330 |
| FAX | 059-379-4704 |
| 営業時間 | 8:00~17:00 |
| 定休日 | 事務所: 土曜午後・日曜・祝日 工場: 火曜日・水曜日 |
| URL | https://conanair.com/japan/ |

